グランドキャニオン編(4)完グランドキャニオンの谷からの帰還の誇りを胸に(ちょっと大げさ)キャンプ場までの2kmを歩くことにする。しばらく歩くと赤いサニーがパンクしていてドライバーらしきおばさんが困っていた、パンク修理を手伝ってあげ。お礼は何がいいと聞かれついキャンプ場まで乗せてってとお願いする、ラッキー! おばさんはフェニックスからここまでの間に3回もパンクしたとぼやいていた。(サボテンが原因らしい) テントの前まで送ってもらって一服してたらいきなり車が止まり外人が何かいっている、よく見るとヨセミテで知り合ったオーストラリア人だった、再開を喜び今晩いっしょに食事しようと誘そわれた。 愛用のヨーレイカ(ユーレカ)のテントです。 こっちも何か作ろうとスーパーまで急ぐ、日本で友人からもらったインド土産のカレー粉があったのでインドカレーを作ることにした。 彼らの持ってた写真に、先日私がヨセミテで熊に遭遇したときひそかに写真を撮ってたらしくびっくりした私と赤く光る二つの目が写っていた。 探検家パウエルが小さなボートでコロラド川を下ったときはどれくらいの水量だったろう、命がけで何名もの部下にも逃げられ本当に命をかけた探検だったようだ、現在私たちは簡単にいくことができる、先住民や先駆者に合掌! それからナンダカンダと残りの日数をまったりとすごした。 結局最後までグランドキャニオンの大きさになれることはなかった、今度訪れるときは谷の方でもキャンプをしようと誓い、大自然の偉大さに乾杯をして別れを告げた。 この後は、イージーライダーと僕の旅にて |